アップデート情報をkintoneカスタマイズ技術者の視点からまとめてみます。
先月から始めたこの活動。8月はすごいアップデートがいっぱいでしたね。前回の記事はこちら👇
9月はkintoneのRestAPIに関するものが多く、開発者がワクワクする内容でした。では始めていきましょう!
レコード一覧画面で、レコードの編集を
ダブルクリックで始められるように
レコードの編集ボタンって、一覧画面で右端にあるんですよね。これを左のリンクボタンの横に持ってくるプラグインがあるほど使いにくかったです。なぜって、項目がいっぱいになると、右へ横スクロールをいっぱいしてから、編集ボタンを押す必要があったからです!
これがダブルクリックでできるようになったということで、とっても使いやすくなりました😊 嬉しいアップデートですね。
アプリアイコンの表示用URLを JavaScript API で取得できるように
これなんのこっちゃわからない方もいらっしゃると思うのですが、これでアイコン画像を取得できるようになったんですね。
どこからでも(スペースやポータルからでも!)アイコンは取得できるので、ポータルカスタマイズがはかどります。ただし、権限がないアプリは取得できないようなので、注意したいです。
アプリ管理権限で、フィールド一覧取得APIを実行できるように
いままでできなかったこと、知りませんでした!
これで、APIキーに管理権限を持たせるだけで、アプリのフィールドの定義が取得できるので、開発の制限が減りましたね。
フィールドの一覧はカスタマイズではよく取得したくなる情報なので、とてもありがたいアップデートでした。
フィールド一覧取得API・アクション設定取得APIにおいて、参照先アプリのアプリ管理権限で取得できる情報を追加
うわ! マニアックな変更!
でも、開発者は意外とこれ遭遇していたのではないでしょうか?
つまり、問い合わせしているアプリの権限はあるが、そのアプリが参照している先のアプリの権限がないために、情報が取得できない問題です。
アプリ一覧を REST API で取得できるように
スペース一覧を REST API で取得できるように
待望のAPIがいまここに!
スペース一覧情報、いままで取得できなかったんですよね。
1.アプリの一覧を取得する。
2.スペースIDの一覧を1の結果を整理して取得する。
3.スペースIDに対応するスペース情報を1つずつとる。
👆こんな方法でしか、スペース情報が取得できなかったので、カスタマイズで管理ツールを作るのがけっこう大変でした。
って、こりゃ利用できるのはワイドコースだけ!
・・・使うにはワイドコースを契約するしかないですね。プラグインは作りにくいなぁ😅
まとめ
9月のアップデートはカスタマイズにうれしいRestAPIが中心の変更でした。開発がはかどりそうでこれからとっても楽しみです。
みなさまもアップデート情報をチェックしてみてください。